総支配人コラム
2015.10.20
「老いぬ」
”山登り”というには恥ずかしいのですが、スポーツの秋にあやかろうと先日、御岳山(みたけさん)に登ってきました。
秩父甲斐多摩国立公園の表玄関にそびえる御岳山は東京都青梅市にある標高929mの山です。古くから山岳信仰の対象となっており、山上には武蔵御嶽神社が建立されています。
?『日本武尊が東征の際、この御岳山から西北に進もうとされたとき、深山の邪神が大きな白鹿と化して道を塞いだ。尊は山蒜(やまびる=野蒜)で大鹿を退治したが、そのとき山谷鳴動して雲霧が発生し、道に迷われてしまう。そこへ、忽然と白狼が現れ、無事西北へ尊の軍を率いた。尊は白狼に大口真神(おおくちまがみ)としてこの御岳山に留まり、すべての魔物を退治せよと仰せられた』以来、諸災厄の守護の神として信仰を集め、この神府を「お犬様」としてあがめて家の戸口に貼って守り神とする信仰が広がったそうです。「おいぬ」は、「老いぬ」にも通じて、健康・長寿の神として多くの参拝者が訪れるそうです。
実はこの御岳山、本当に”お犬様大歓迎”なのです。登山道に続くケーブルカーも全犬種(大型犬まで)の乗車が可能。神社の入り口にある手水舎は人用の隣に犬用の手水まで用意されていました。実際多くの犬を連れた登山客にもお会いしました。38㌔に成長した我が愛犬を見ながら「偉いですね~、これじゃ抱っこ出来ないもんね~」と声をかけられ、日頃の運動不足にムチ打つ飼い主を横目に全行程を自分の足で歩いてくれた愛息子に感謝したいと思います(笑)。
アルタクラッセの愛娘”ショコラ”も11月で6歳になります。いつまでも元気でいて欲しいと願いを込めて参拝して参りました。