日常レポート
2009.02.08
庭園より望む..世情
..二子玉川から大井町線で一つ目の駅、『上野毛』
小高い丘の上に拡がる、上野毛の街自体、高級な個人宅が並び緑が多く、ゆっくりとした、静かな住宅街です。
そんな街中にひっそりと佇むのが・・・『 五島美術館 』
◆五島美術館・・東京都世田谷区上野毛の閑静な住宅街の中にある。東京急行電鉄株式会社の元会長・五島慶太翁(1882―1959)が半生をかけて収集した日本と東洋の古美術品をもとに、昭和35年(1960)に開館しました。以来、国宝「源氏物語絵巻」をはじめとする数々の名品を所蔵する美術館として、展覧会を中心に幅広い活動を展開し今日に至る。
美術館だけでなく、武蔵野の面影を残した6000坪もの敷地に都の天然記念物「上野毛のこぶし」をはじめ、ケヤキやクロマツが繁る自然庭園も散歩することができます。
※写真に写っているのは「羊 ヒツジ」色んな庭園やお寺に行きましたが、駒羊は初めてみました。
園内には6匹以上いました。きっと幸せを運ぶ羊なのでしょう( ゚ー^)
~五島慶太氏が邸宅を構えていた頃には、この高台からきっと満々と水をたたえた多摩川や雄大な富士の山が望めたことでしょう・・・きっと変わらぬ景色に、世情を気にしないで佇む当時の姿が眼に浮かびます~
サクサクと大地を踏み締める 音
しとしとと流れる 湧水
ひっそりと佇む 石像の数々
木々を交差する 光と影
門から一歩出ると
日常【雑音】の世界に引き戻される
安閑恬静…
神秘的な聖域【楽園】が
庭園【garden】には
存在する
◆Garden・・ガーデンというのはガンという言葉、 ガードする・守るという意味と、エデンというのは喜びとか楽しみという意味の合成語である。 イスラムでは楽園を庭園へ指す言葉も多い。
◆安閑恬静(あんかんていせい)・・世俗的な牽制や物欲にとらわれることなく、 ゆったりと心静かな様子
A people’s opinion to expect from the garden…+*