総支配人コラム

2014.05.20

言葉の”葉”

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最近、”心のゆとり”の冒頭に書かせて頂いているこの文章について、お客様からご感想を頂くことが増えました。
「おもしろいですね」「毎月楽しみにしていますよ!」等々・・・
実は文章を書くのはあまり得意ではない私にとっては有り難くもお恥ずかしい、大変恐縮致します。
言葉を紡ぎ(つむぎ)文書にするというのは話すということともまた違い、月に一度のことながら作成中は全く”ゆとり”のない心もちでございます(笑)。

さて、そんなことを考えていた時ふと、『言葉』には何故、葉っぱの”葉”の字が使われているのかと不思議に思いました。
少し調べてみますと、”葉”にはたくさんの意味があり豊かさを表す意味が込められていることがわかりました。

「やまと歌は ひとの心を種にして よろずの言の葉とぞなれりける」

(和歌というものは、人の心を種にして、葉っぱが生い茂るようにたくさんの言葉となったものだ)。
『古今和歌集』仮名序で和歌を表現したものだそうです。
このように”言の葉”が和歌をたとえたことから「言葉」という語が定着したというのが、諸説ある中で私の心に残ったものです。

和歌が全盛だった時代は、美しい和歌には国を安泰にする力があったとか。

風薫るこの季節、青空に映える息吹きのように清々しく力強い、心に届くそんな言葉に近づけたらと思いました。

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