総支配人コラム

2014.01.18

一流の条件

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寒中お見舞い申し上げます。
この季節は何と言っても、アルタクラッセから早朝に望む富士山が素晴らしく、その姿には一瞬息を飲むような神々しさを感じます。
今年の元旦、初日の出を湛え純白に輝く富士山に思わず手を合わせてしまいました。

アルタクラッセ開設の思いのひとつに『一流のおもてなし』があります。
現在、3月に新規開設する営業所所長に就任するスタッフに向けた研修が進行しており、この思いについて説明する機会を頂きました。
何をもってして”一流”と言えるのか、またどうすれば”一流”を目指していると言えるのか。
そもそも何故”一流”でなければいけないのか・・・。
以前”一流”をキーワードに書籍を検索した際、約15,000冊がヒットしたことがありました。
それだけ”一流”の考えには諸説あるということだと思いました。
その中で私は、哲学者である芳村思風(よしむら・しふう)氏の”一流”の考え方に共感を得ています。

芳村氏は本物の人間であることを追求する中で、
①まず、人間は不完全で有限な存在であると自覚することから滲み出る謙虚さを持ち、
②その謙虚さを根底に持ったうえで、より以上を目指して生きようとし、
③他者がその価値を認める存在になること。
それが人間であることの本質に根ざした、本物の人間であり、一流の条件であると。
謙虚に、より以上を目指し、人の役に立つ存在になること。
一流であることは人間の本質の追求であることに他ならないと、受け止めています。

声に出して説明しているその声が自分の耳に戻ってくると、「そんなこと言う資格が自分にあるだろうか」と身の引き締まる思いがします。
元旦に拝覧した富士山に恥じないよう、スタッフ一同、謙虚に努力を惜しまず努めたいと思います。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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