総支配人コラム

2013.12.14

触れ合い

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師走の声を聞き何かと気忙しい毎日が過ぎております。
そんな12月の初め、我が家の1歳になるゴールデンレトリバーを含めた4匹の犬達とお客様に触れ合って頂く機会を作りました。

そんな中、あるお客様が黙って小型犬のポメラニアン”サンボ”をそっと指さしました。
側にいたスタッフが犬を片手で拾い上げ、そっとお客様の膝の上に置きました。
するとお客様は、恐る恐る、でもとても優しく、自分の手で犬を包み込みました。
犬はすっぽりお客様の手の中に入りました。
手の中に納まった小さな犬の顔をジッと覗き込みながら、お客様の表情が一瞬キリッと引き締まりました。
フロアでは普段あまり拝見しないような表情でした。
日常とは違う環境の変化に精一杯向き合おうとされているお客様の気持ちが滲み出ているようで、なぜか涙か込み上げてきました。

劇作家の平田オリザさんは「人は”役割”を演じながら人生を前に前に進めている」と仰います。
そして「演じる」は英語では「Play」。
つまり、それは楽しいもののはずだと。

新しい年もお客様お一人お一人が人生の主役を謳歌して頂けますように。
少し早いですが・・・よいお正月をお迎え下さいますよう心よりお祈り申し上げます。

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