総支配人コラム
2013.08.14
500色の色鉛筆
偶然、「500色の色えんぴつ」があることを知りました。
私が子どもの頃は、”消しゴムで消える”という新しいタイプの色鉛筆が衝撃的に登場した頃で、アルミでできたケースを開けてそこに並ぶ12色の色鉛筆を見てワクワクしたことを思い出します。
それなのに、何と500色とは!
コロンブスのアメリカ大陸発見から500年を迎えた1992年、その年は環境サミットが開催された年でもありその歴史的アニバーサリーイヤーを記念して、自然や地球の多様性に思いを馳せ世界一の色数を誇る「500色の色えんぴつ」が誕生したそうです。
もちろん全て違う色、違うネーミングです。
私が注目したのは色のネーミング(「 」内)と一色一色に込められた意味です。
例えば、淡いクリーム色の仲間では・・・
「温泉の湯けむり」高度な理性・忍耐・温かい思いやり
「香ばしいフランンスパン」向上心・重厚な知見
「宵の明星」慈悲深い行為・愛を行動で表す勇気
・・・といった感じです。
どんな色なのか白い画用紙にサーッとえんぴつを走らせてみたい!という衝動もさることながら、色に込められた意味がその色への関心や近しさを募らせます。
人は、理由を求め、目的を求め、時に意味を求める動物なのかもしれません。
ですから、自分が求めるストーリーをそこに顕現できたとしたら、それは自分の行動に
強い動機を与え続けることにつながるのだと思います。
17日(土)は多摩川花火大会が予定されております。
今年の花火はどのような色に見えるか、今から楽しみにしております。