総支配人コラム
2025.01.22
2025年新年のご挨拶
新しい一年が始まりました。アルタクラッセからはこの時期、澄んだ空気の中に
一瞬手が届くかと錯覚するほど美しい雪化粧の富士山を眺めることができます。
昨年も変わらぬお力添えを頂いた皆様に心より御礼を申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
私はいつもと変わらず元旦の朝をアルタクラッセで迎えました。
ただ、もう一年、いやまだ一年しか経っていないのかと思うと“おめでとうございます”の一言に
少し躊躇する気持ちの元旦となりました。
昨年、能登半島を襲った大きな地震、そしてその後の豪雨により今もまだ日常とは程遠い避難生活を
余儀なくされている皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
皆様が少しでも安心した生活に近づけますことを、心よりお祈り申し上げます。
奇しくも今年は阪神淡路大震災から三十年。
当時私は看護大学に勤務しており病院職員のチームと一緒に現地避難所へ入りました。
電気ポットにタオルを入れて温めては使用し、とにかく温かいものが欲しかったことを思い出します。
実は、当時避難所で被災された方の心のケアに尽力されていた医師が、現在アルタクラッセへ訪問診療に
来て下さっていることがわかりました、何というご縁でしょう。
たまたま同窓会誌に掲載されていた私の紹介をご覧になった先生がお声をかけてくださったことから
このご縁に気付くことが出来ました。
私達の人生には目には見えないけれど必ず存在すると思える不思議な力があるように思います。
その一つが“御縁”ではないかと思います。一説には人が人生で何らかの接点を持てる人数は三万人、
その内近しく会話に至る関係になれるのは三百人とか。
お客様と出会えたこの貴重な御縁を大切に、安心と満足と喜びという信頼をご提供出来ますように
本年もスタッフ一同努めて参ります。