福祉コミュニティとは、個家族化し、地域とのつながりを失った住民が、助け合いのシステムを通じて共に安心して生きることができる、安心のコミュニティです。
また、障害や病気を持った人たちも、一人ひとりの人間の存在価値が認められ、自らの意思決定が尊重されて、「生きててよかった!」と思える生き甲斐のあるコミュニティです。
このような人間社会の理想のケアの現場から一歩ずつ、ひとつずつ実現していくことが暖かい心で満たされる「福祉コミュニティの創造」につながります。
私たちはいま、生き甲斐革命とでも呼ぶような時代に生きていて、新しい生き甲斐を模索しています。
生きていることの意味の受け止め方が浅いと、生き甲斐が物質的な欲望を満たすという面に偏り、感謝の心も湧いてきません。
ケアとは、生かされていることへの感謝の心を出発点に、お客様の役に立ち、喜んでいただくことによって、自らも喜びを感じ、お互いの生き甲斐を高める仕事なのです。
ケア産業とは、すべての人の生きている意味や価値を大切にする、人間尊重の産業です。
高齢社会は、社会が最も向上した結果の姿であり、ケア産業は心の時代にふさわしい社会の最先端の「心の産業」とも言えます。
この「心の産業」という名にふさわしい人間の生きる意味や、価値を大きくしていく総合的なケア産業を創造していくことは、時代の要求であり私たちの使命です。
セントケアは、ケア産業を創造し、新しい時代を拓きます。