日常レポート
2009.03.25
家は生きている
「・・火災は恐ろしく、本当に個人災害と言える。初期消火にもしうまくいかなかった時、最悪、命を失ってしまう。そして隣家に延焼すれば、謝罪しきれない賠償を払わなければならない。」
昨日の火災対応のお話に関連して・・・
◆2007年の全国出火件数・・5万4579件
火災による総死者数は2001人うち、住宅火災による死者は1152人。
65歳以上の高齢者が6割を占めた。出火原因は、「放火」(放火の疑いも含む)が1万1117件で最多。「こんろ」6086件、「たばこ」5701件が続きます。【2007年総務省消防庁防災情報室より】
首都圏では昨年5月から、重要文化財などの歴史的建造物や、
著名な建物が焼失する火災が相次いでいます。
2007年5月 神奈川県藤沢市 洋館「旧モーガン邸」280㎡全焼 修復中の2008年1月放火によって全焼
→http://homepage1.nifty.com/Morgan/
2009年2月14日東京都杉並区阿佐ヶ谷 映画「となりのトトロ」のモデルなった「トトロの家」全焼
→http://www.asahi.com/komimi/TKY200802050202.html
2009年3月15日 神奈川県横浜市戸塚区「旧住友家俣野別邸」全焼
→http://bunka.nii.ac.jp/SearchDetail.do?heritageId=117391
2009年3月22日 神奈川県大磯町「旧吉田茂邸」全焼
→http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000903230004
家は生きている
歴史があり そこには
思い出がいっぱい詰まっていた
一人の人間の、放火という許せない行動によって、
【あらゆる貴重な財産】を奪ってしまう・・・いったい悲しむ人がどれだけいることだろう。
火災というものは
すべてを一瞬にして 灰にしてしまう
本当に恐ろしいもの.. .