日常レポート
2009.01.29
瀬田黄稲~玉川八景より~
今日は、フリーマガジン制作で使わせて頂いた貴重な資料を、
一部またご紹介致します。
今回は高島屋さん側の小高い丘の上にある、
世田谷区瀬田からの風景から・・
「人生において それぞれ歴史があるように、私たちの住む町にもまた永い歴史があります。
現在自分が住んでいる街が、どのような歴史をたどり今日に到ったを知ることは、
すなわち【温故知新】決して無駄なことではないでしょう。
特に有史以来最大の太平洋戦争という時代の波をくぐり抜け、今日の整備された街が誰の手でどのようにして出来上がっていったのか、先人たちの様々な苦労や活動の結果を後世に何らかの形で遺すのが、今私たちの義務であると痛感しています。」
【文章/2002年発行「玉川町会発足70周年記念誌/追憶の断片」-玉川町会長 松本三郎氏より-】
90年前の風景・・ 古代米の1つ、『黄稲』の田園がさぞかし、
雄大な黄金色の稲穂郡を、遠くまで望めた事でしょう。
「今とはまったく違う景色が そこには広がっていて・・・」
【温故知新】
ふと 我に還り
これからの先の未来を
創造する
(新しきものを創る)
◆温故知新・・過去の事実を研究し、そこから新しい知識や見解をひらくこと、自分のものとすることをいいます。今つき当たっている問題や新しいことがらについて考えること。~孔子の言葉~
【写真左 行善寺より、玉川八景の一つ、瀬田の黄稲の跡を眺む/1919年(大正8年)】
【写真右 現在の眺め 世田谷区瀬田1丁目13番地 行火坂より 】
~写真/資料提供-玉川郷土史会会長 池田良夫氏/二子玉川商店街伊東氏~
..Taking a lesson from the past…+*