日常レポート
2008.10.06
秋の訪れ・・
アルタクラッセ西側の裏庭に、ひっそりと立つ樹木があります。
小さな柿の木です。
ひと昔は町中にある見なれた柿の木は、鮮やかな柿の実を子どもたちや小鳥たちに与えながら、行きかう人々に季節の訪れを伝えていた、日本の秋の象徴だったと思います。
昔から伝わる話で女性が嫁ぐときには、柿の苗を持って行ったようです。
そのお嫁さんが一生を終えるときには大木になっていて、柿の枝が切られて火葬のまきやお骨を拾う箸にされました。ですから、柿の木は台所のカマドや風呂では、焚いてはいけない「特別の木」だったのですね・・・
~この小さな柿の木も、もうすぐ橙色が深み秋の訪れを、もっと身近に感じる事でしょう~