日常レポート
2008.09.24
初心忘るべからず
入居者・ご家族の声のページでもご紹介しておりますが、ご夫婦で当アルタクラッセ二子玉川に入居されている、中込様のご長男様から改めて、お話を伺う事が出来ました。
~そのお話から少しこちらでもご紹介させていただきます~
●ご両親がご入居された理由として・・
「両親の介護の為、実家に通っていた時にたまたま友人がすい臓ガンで亡くなり、話を聞いてみると胃腸の悪いのを病院で診てもらったら、手遅れでそのまま亡くなったとの事で、自分自身も身体が弱く介護疲れから心配していました。それから間もなく病院に行き、胃の検査をしたところ・・胃の粘膜がありませんと先生から・・原因は?と聞くと、ご両親の介護だと言われました。このまま続けられないなという所から施設を探し始めました。その中でアルタクラッセの体験入居中に父が大変気に入り、そのまま入居に至りました。」
●入居されたご両親を見て感じた事は・・
「入居して1週間経った頃に担当のヘルパーさんから・・お母様が体調が悪いんです、部屋に伺ったら横になりながらTVを見て部屋から出てこないので、心配になっているという電話があり、私はこう答えました、たぶん母親はそれをやりたいからそこに入ったんで喜んでいると思いますよと・・・そしたらあとでわかったことなんですが、やはりそうだったらしく母は好きな時に新聞を読んだり、TV見たり・・としたい事ができるようになり嬉しかったらしいのです、そんな母親の様子を聞いて私も安心しています。父も家にいる時は、母に全て任せっきりで仕事に専念してきたので、今は自分の妻が自由に好きな事が出来て、なおかつ身体を休ませてあげている事もわかってきて、父も少し我慢しようという思いが芽生え、今こうして一緒にいてくれているのだと思います。」
●アルタクラッセ二子玉川へ一言
「やはり入居者が長く生活されていると、担当のスタッフがいつも同じ顔ぶれで接することになり、出てくるのは慣れだと思います。親しさと慣れというのは「似て非なるもの」だと思います。入居当初の接待の気持ちをいつまででも忘れずに母たちに対応して下さっているのが、一番家族とっては嬉しい事ですので、初心忘るべからず・・という事をぜひお願いしたいと思います。」
☆「初心忘るべからず」・・世阿弥元清 (能役者・謡曲作者)
「常に志した時の意気込みと謙虚さをもって事に当たらねばならない」(広辞苑)
~うまくいかない時、やる気が出ない時、どうしたらいいかわからなくなった時などには、初心を思い出すことで、何かヒントが見つかったり、心を入れ替えるきっかけになるかもしれません~
※なおこのインタビューの模様は・・
近日中にホームページで動画として見れますのでぜひご覧ください!