総支配人コラム

2012.11.09

チーム力

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今年も「流行語大賞」のノミネートが決まりました。
その中に”チーム力”という言葉が入っていたことに目が止まりました。
たくさんの感動を頂いた今年のロンドンオリンピックから私は、”チーム力”を感じる場面が多くありました。

ちょっとオモシロイ調査結果を知りました。
ここに、「過去に一緒に仕事をしたことがない人たち」のチームと、「全員がずっと一緒に仕事をしてきた人たち」のチームが2つあるとします。
大きな成果を生みやすいのはどちらか、というものです。
これはブロードウェイで初演された321本のミュージカルの観客動員数から考察されたものです。
調査の結果は、どちらも成功する可能性が低い、というものでした。
「過去に一緒に仕事をしたことがない人たち」のチームは、”つながりが不十分で、人々を結ぶ絆の大半が脆弱”なためでした(これは想像の通りですね)。
ではなぜ「全員がずっと一緒に仕事をしてきた人たち」のチームも成功する可能性が低かったのでしょうか。
その理由は、一体感はあったものの”外部からの創造的なインプットに欠け、過去の成功体験から離れられない。
つまり、新しい発想に乏しく成果が出にくい”からだそうです。
一体感があるいいチームの落とし穴だと感じます。
この調査曰く、大成功を収めたチームに共通する特徴は、「ずっと一緒に仕事をしてきた人たちで一体感のあるチームに、全く新しいメンバーを少し加えたチーム」でした。
そこには”新しいメンバーの多様性と古い関係の安定を結び付ける最善のバランス”があると研究者は指摘しています。
この”最善のバランス”がチームの力の肝なのでしょう。

とはいえ、純粋に心から選手の皆さんに敬意を表します。
アルタクラッセ二子玉川も、そんな”チーム力”を発揮出来る場であるよう精進したいと思います。

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