日常レポート
2009.10.22
ある、夫婦愛の容(かたち)。
~私たちの介護の現場には、ご本人や家族、夫婦の愛【愛情】に遭遇する事が多々あります。~
今朝、TV等でお知りになった方もいるかと思いますが、女優の南田洋子さんが膜下出血のため都内の病院にて、お亡くなりになりました。
「・・・風のように(知らせを)受けた。でも『何でこの日なの?』って思う。向こうに行ったらもう1度聞きたい,, 僕が介護をして、人生を蘇らせてくれ、僕の人生観を変えてくれた。愛おしく僕を待っていてくれた、ただ1人の女性・・・永遠に愛している。」と涙ながら語る夫、長門裕之さんの姿が印象的でした。
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歌人、与謝野晶子が残している言葉があります。『夫婦は、毎日毎日愛の創作をしている。』
長門さんと洋子さんは、きっと50年間という長い時間を、毎日毎日2人で【愛を紡いできた】からこそ、昨晩の長門さんから受けた【言葉と涙】が、私たちの心を捉えたのかもしれません。
介護が、人生観を変える。
当事者が愛を持って接した時、
それは必ず訪れる。
■写真/裏庭に咲いた金木犀(キンモクセイ) 花言葉 「初恋・変わらぬ魅力」
A kiss for the life.
Thursday, October 22. 2009