2023年10月9日(月)、大宮ソニックシティにて行われました公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会 埼玉県支部主催のセミナー「日本の医療・介護のこれから」に参加し、公益社団法人日本医師会 松本会長様の特別講演を拝聴しました。

2024年度診療報酬改定の見通しや医療費財源の確保について、また、新型コロナウイルスを含めた感染症に関するお話など多岐にわたる内容の中、「地域における面としてのかかりつけ医機能」と題してのお話は、在宅介護事業者にとって大変心強い内容でした。

地域の時間外・救急対応や地域保健・公衆衛生活動、そして、私たち介護保険事業者を含めての多職種連携といった“地域に根差した医師の活動”を開業医の存在意義とお話しされ、そうした「地域にどっぷりつかり」、日々地域医療を支えている医師に深く感謝するとともに、日本医師会・地域医師会がそうした活動に深く関与して運営しているとのことでした。また、そういった活動を国民の皆さんに広く知っていただきたいと思っていますとのお言葉も印象的でした。知る機会の一つとしまして、10月11日（水）午後２時開催、公益社団法人日本医師会「地域に根ざした医師会活動プロジェクト」第１回シンポジウムのご紹介いただきました。

また、特別講演前に第一部として催されましたAIP経営労務合同会社 代表 大澤様のご講演での「働き方改革は『手段』であって、『目的』ではない。長時間労働を是正することは、働く人の健康確保、ムリ・ムダの排除による生産性・収益力向上、離職率低下・採用競争力向上等によるサービスの質向上こそが『目的』」というお話に得心しました。有難うございました。

経営管理部　松本 賢一